6.  併用したアイデア

以下、無浴法と併用するとより効果的なEM利用法の報告です。私は自己責任でEM米糠発酵液を自然塩を加え薄めてサワードリンクとして日常的に飲用しています。またおなじ発酵液の原液で歯磨きをし、外出先から帰ったらうがいや手洗いに用いています。掃除洗濯、洗剤や界面活性剤は一切使用せず、すべてこのEM米糠発酵液で事足ります。
以下は私の生活に取り入た工夫で、参考にして頂ければと思います。
※天然EMでも全く同じか、それ以上の効果が表れます。v1.30 加筆)



○ EM濡れティッシュ法

極端にひどい、局部の汚れに対して
霧吹きに「EMとぎ汁発酵液」の原液を入れ、その都度ティッシュペーパーに吹き付けて濡れティッシュを作り、これを用いて局部の汚れを拭き取って捨てます。ティッシュペーパーでなくとも、ロールペーパー、布片、ガーゼ、清潔な綿の布なら何でも利用できます。(ただし皮膚に炎症とかの異常のない場合だけにします。)

やがて実証されると確信していますが、排泄物、各種分泌物、粘液等を含めておよそ人体より排出される老廃物や汚れは、EMの作用した皮膚の常在菌により消毒、浄化、再利用されないものはありません。石鹸、アルコール、その他の化学薬品を用いた洗浄はその常在菌のアンバランスをもたらし、皮膚の自然防御能力を損ない病原菌の侵入を許し、洗浄後の排水は環境を汚染します。EM無浴法はその人体の分泌物を皮膚の防御のために再利用し、排水も環境を浄化します。

霧吹きの中のEMとぎ汁発酵液の原液は糖蜜拡大液より作用がソフトで、しかも酸度は強く比較的長持ちします。それでも夏場1週間、冬場でも2週間程で発酵液を流し、新しい発酵液と入れ替えてください。使用する霧吹きには金属が使われていないものを用いるのがいいでしょう。EM濡れティッシュ法は台所、洗面所、お手洗いなど常設でき、便利で応用範囲が広いのが特徴です。霧吹きに稀釈液を使う場合は毎日とり換えましょう。(v1.032にて加筆)
希釈液にほんの数滴の糖蜜や少量のとぎ汁を足しておくと、使い切るまで安定した発酵状態を維持できます。頻繁に取り換える必要はありません。v1.30 加筆)

○ 車でワックス効果の確認


EM無浴法の確認のために、同時に始めた実験の一つで、車を1,2週間ごとに、同じEMとぎ汁発酵稀釈液で2回拭いてきました。1度目はシャンプーとして、2度目はワックスとして拭くのです。化学撥水剤にはとても及びませんが、写真のようにきれいにワックスがかかりますので、ケミカル用品は不要です。しかも使用する水は2,3リットルで油汚れも落ちます。水道使用量は激減しました。何よりも人体に作用するのと同じように、車の調子が良くなることです。まだ科学的に未解明の効果、すなわち波動効果の一種でしょう。14年目のポンコツ車も空を飛びそうなくらい動きが軽くなります。
この平行実験から人体にどのような波動効果が及んでいるか推測できます。
2012年6月20注 昨年この愛車を手放しました。22年ほど乗りましたが、さびも増えず、エンジンルームや塗装はピカピカで、故障もほとんどなく、機能の衰えはいつもわずかの整備によってすぐに回復しました。EMのシントロピー効果の走る見本となりました。あと、20年は走り続けるでしょう。たぶん、今頃異国の砂漠を疾走し続けているのではないでしょうか。v1.30 加筆)

○ EMによるエネマ(腸洗浄)(10項目で紹介)

平素からの腸の洗浄、宿便をとったり、便秘の時に有効です。私の場合EM1・10倍活性液100cc+自然塩少々+微温湯1〜1.5リットル前後です。これには細かい実験の蓄積があり別の機会に報告致します。医師の方にこの技法を確立していただければ皆さんにもお勧めできます。ただの微温湯やグリセリンなどよりもずっと効果的で害がありませんでした。しかも毎日の排便のリズムを崩しません。
Emで環境浄化をする場合、まずお腹の中から始めましょう。お腹をお掃除して、その排水がEMの餌となり浄化槽や下水道にEMの密度を増し、環境浄化に寄与します。出来るだけ多くの方に実行して頂きたいのです。浄化槽の浄化能力低下を防止し安定させます。
2012年6月20日 汲み取り式の場合、ほぼ無臭状態を達成できます。きちんとした便槽であれば、汲取り口では発酵が完了しており、すでに紙も固形物もなくなっています。発酵肥料としてそのまま畑に用いることができます。畑に広げても全く臭いません(無浴子の家の場合。ただし、発酵状態は設備や気温によっても違いますから、十分確認ください)。v1.30 加筆)

○ 和式便器の前後逆転腰掛け利用法(図解)

水洗式和式便器を使用されている方はご利用の時、後ろ向きになり、便器前部のアーチ部分に紙などを敷いて便座とし、腰掛けて用を足される工夫をお勧めします。こうすれば尾骨部分だけが便座と接触し、すっぽりこしかける洋式便器や市販の簡易設備より清潔です。便は真下の溜まりに落下し水に包まれます。

和式便器には欠陥があります。体重を支えつつ排便するためいきんで血圧が激しく上昇し、事故が多く起こっています。しかも便が浅い溜まりに蓄積されるので、便から気化した臭いと揮発物質、大腸菌類が身体、衣類、トイレ全体に付着します。洋式便器のように便が水に取り込まれないからです。何のための水洗かわかりません。これを避けるためにやむを得ず何度も水を流すので、多量の水資源を浪費して問題になっています。便器メーカーに工夫を求めるのが筋ですが、とりあえずこの方法で現在の和式便器であっても安楽に、しかも清潔に使用可能となります。前後の使い方はご自分の便利なように工夫してください。

健康維持と少しでも和式便器使用中の事故を減らしたいとの願いからこの方法を公開します。排便中の事故、特に一生後遺症に苦しむような脳血管障害が大変多いことを思い起こしてください。トイレから出てきて、よろよろとふらついて、遂に倒れた、という記事は枚挙にいとまがありません
2012年月2日 その後のこと。お風呂も危険に満ちていますが、お手洗いはそれ以上に危険に満ちていまする。加齢とともにその危険が身につまされます。しかし待てど暮らせど、なぜかほとんど手がつけられていないのです。そこでINAXとTOTOという便器の2台メーカーに提言いたしました。両社とも、数カ月の検討期間を経て、丁寧な回答が寄せられました。アイデアとしては認められるが、商品化するには、実用性が足りないという結論でした。衛生をベースにし、安全性と使いやすさという観点から、合理性に立脚したデザインを両社のこれからの商品に期待したいと思います。v1.30 加筆)

○ 和式便器用温水洗浄器(図解)

洋式便器用の洗浄器はすでに普及していますが、和式便器でも温水を入れた押し出し型魔法瓶(ポット・写真右上)を台(高さ1.2m以上)の上に置いて、スタンドに固定したノズルとチューブを接続しますと簡易温水洗浄器が簡単に自作利用できます。(お願い:EM関連のどこかのメーカーで是非製品化してください。)
ポットにはEMXセラミックスを入れておきます。使用後は水を拭き取るだけでほとんどトイレットペーパを使わずにすみます。浄化槽のスラッジも激減します。魔法瓶(ポット)ですから終日温水が保てますが、やけどしないように水温管理にはくれぐれもご注意を。
洋式便器に取り付ける市販の洗浄器よりも水圧がソフトで、洗浄のしすぎによる皮膚痛痒症などはありません。局部周辺の常在菌叢ごと洗い流さないことが大切なようです。 洗浄器を使いますと局部にほとんど汚れが残りません。その結果トイレットペーパーの使用量が激減し、浄化槽や下水の負荷が少なくなります。資源節約、環境負荷減少効果がもたらされます。
思い返すと面白い工夫でしたね。どこかで製品化してほしいですね。その後無浴子はEMスプレーヤーだけですむようになりました。全く快適です。(v1.30 加筆)


 EM足浴法 V1.01付加)


EM
とぎ汁発酵液の100倍稀釈湯を入れたバケツに足首だけを漬ける方法です。一通り全身に塗布した後で、残りの稀釈湯を用いてもいいですし、環境浄化のためにEMとぎ汁液を排水溝から流す前に、バケツにたっぷりの稀釈湯を作り、これに足をつけリラックスするのもいいでしょう。すばらしい温熱効果があります。血行が良くなり真冬でもお風呂に入ったように全身暖まります。塗布しにくい足の指の間とか、足の爪の隙間にも、EMが行き渡ります。温熱効果と、疲労回復効果が著しいようです。お風呂に入りたいけれど入れない、EM無浴法だけでは物足りない方にもお勧めします。

 部分浴併用法(V1.03で追加)
一般に腰湯とよばれているものです。無浴法10ヶ月目を過ぎてから始めた新たな実験です。一通り体中に塗布した残りのEM稀釈湯か、新しく作った稀釈液で部分浴をしますと入浴気分を味わうことができ、EM塗布も一層効果的です。一般にタオルで皮膚にEMを塗布しますと皮膚が励起状態になり、入浴で得られる弛緩状態はあまり期待できません。

部分浴は局部へのEM塗布を補完し、温泉のような温熱効果が得られ発汗が促進され、全身が弛緩します。これまでの使用実験では次のように行いました。無浴法の残り稀釈湯にすこしお湯をさしたりして好みの温度に上げます。まずお尻を5分、次に両足を5分漬けます。もちろんどちらか一方でもかまいませんし時間に制限はありません。

効果    私の体で確認できた効果は、冷えからと思われる腰痛や、座骨神経痛の緩和、それに注目すべきは、部分浴に限らずEMやEMXには生殖器官や、生殖細胞の機能強化作用があることです。(つまり男性の場合、倅が子供のように元気になる。)EMの波動は明らかに生殖細胞、精子や卵子に共鳴します。放射線がこれらを直撃しDNAを破壊するのと正反対の、『蘇生能力』があるようです。
不妊で悩むご夫婦にもおすすめしたいし、もしかしたら高齢の方向けのバイアグラは要らなくなるのではないでしょうか。私には現在どちらの効用も必要ないので部分浴は実験に留め、早めに切り上げることにしています。それでも視力を含む精力の減退には著しい効果があり、妻も大変気持ちがよいと言って続けています。夫婦和合と若返りの秘訣となるかも知れませんね。
EMと相性のいい『創生水』という機能水の場合、精子の数が短期間に三倍に増えるというデータがあります。EM腰湯でも続ければ精子の数にかなり影響するのではないか思います。