10   ?== Q and A ==!!


皆様から寄せられた質問に可能な限りお答えします。あくまで私の体験の範囲内での回答ですので、ご自分の実行時の参考となさってください。
※以下の記述は天然EMについてもそのままあてはまります。(v1.30)

1, 無浴法を続けるとほんとうに垢は出なくなるのか。なぜか。

出なくなります。そのメカニズムはわかりません。研究者による研究を待ちましょう。いつもお風呂上がりのような皮膚で、つるつるさらさら、それでいてしっとりしています。皮膚の乾燥が少なく、当然角質層からの剥落も少なくなっていると思われます。表皮が角質化してあかやふけとなり剥落するという、これまでの常識では説明できません。常在菌がケラチンをアミノ酸に分解して再利用している可能性もあります。魚の目、胼胝が消えたり、角質化した皮膚が柔らかくなる現象は無浴法を始めてすぐに顕れます。垢が出なくなるまでには、3,4ヶ月かかります。もともと表皮から垢が出ないのが健全な状態なのかも知れません。
美肌水と呼ばれる尿素+グリセリン溶液を開発され、『アトピーは3日で治る』などの著作で有名な今井竜弥医師の著書でも、皮膚に生じる類似の効果が詳しく説明されています。化学的な反応にどこまで皮膚常在菌などの微生物が介在しているかはわかりません。
重要な発見 以下V1.21で加筆
垢が出なくなるのは無浴法のバロメーターにならないことがわかりました。角質層の緻密化は上記のように容易に起こります。濃い濃度のEMを使用しますと早く垢が出にくくなります。
最近の報告では、体調によって垢が再び出る場合があることがわかりました。
非常に体調が悪い、特に発熱があったり全身の灼熱感が強い場合、本人が衰弱している場合、無浴法を実行すると、逆に角質層の剥離が壮んに起こる場合があります。
垢が出なくなる、水に浸潤されなくなる、と言う状態はあくまでも健康な人の場合である、と限定しなければなりませんでした。
しかしながら、たとえそのようになっても、少しも気にせず剥離した角質をそっとぬぐい取りながらEMを塗布してください。やがて体調の回復と共に、垢の出にくい(剥離浸潤の起こりにくい)緻密な美しい肌に戻ります。
私はまだ経験していませんが、元気な人も、体調によって、内臓に不調があったりすると皮膚への反射が出て垢が出やすくなる場合も考えられます。そのような時はシグナルだと思って、原因を探してください。たいていは無浴法を続けることによって投射もとの内臓を癒すはずです。

2, 化粧は止められないので、EM無浴法は不可能か。

毎日化粧を落とした状態で、十分なEM塗布をされると、皮脂などの分泌物の自然増加と、化粧品による皮膚へのダメージをいやし、皮膚常在菌の減少を回復できるはずです。ただし、毎日EM塗布が必要でしょう。

3, 紫外線はカットできるでしょうか。
紫外線や、有害電磁波、放射線から皮膚を強くすることにより身を守ることが可能かどうか、現在実験中です。この場合、毎日全身にとぎ汁発酵液の稀釈液を塗布します。特に顔に厚く塗布するため、洗顔の場合も真水での洗い流しはせず、そのままふき取ります。
その後2年間の経過報告として、紫外線を実験的に多く浴びても皮膚に変化際だった変化は見られません。始めた時よりも皮膚がなめらかになっています。

4, 毎日EMを塗布することは有効でしょうか。
これは既に無浴法を越えて、健康法として、お勧めします。無浴可能は当然のこととして、紫外線カット、その他の病気予防、健康増進に著しい効果をもたらすであろう事は容易に推測できます。現在当方でも実験中ですので、ある程度の成果を見た時点でご報告致します。紫外線防止効果は著しいです。変なものを塗るよりも、外出前、EMとぎ汁液を稀釈して洗顔し、そのままふき取って外出します。
無浴法の実験は、最低の塗布回数を見極めることにあり、常在菌がEMを求めるまでの日数を見極めてきました。その結果、平均3〜7日に1回の塗布でいいし、場合によっては10日に1回でもいいことがわかりました。生存環境さえ良ければ、もともと入浴は必要ないのかも知れません。
5, ドライスキンでEMを塗布するたびにしみるが。
しみない程度の薄目の液で毎日塗布されるといいです。とぎ汁発酵液には十分脂質が残っていますので皮膚にビタミンEとともに脂肪分を必要なだけ補充してくれます。
6, EM無浴法で本当に局部(例えば膣、陰茎、尿道、肛門周辺など)の衛生は保てるのか。とても信じられないが。(v1.02)
保てます。EMの得意とするところ。汚染をエネルギー源とするEMの活躍の場です。石鹸使用により局部を守る微生物叢とその餌となる分泌物が局部から剥ぎ取られ浄化能力が失われます。EM無浴法では各器官固有の微生物叢が一層活発に働きますので、驚くほど清浄を保てます。極端な汚れに対してはEMによる洗浄やEM濡れティッシュにより対処します。使えるEM溶液が近くになければとリあえず水での洗浄に留め、石鹸だけは不使用のこと。(以下V1.03で追加)
どうしても、EM塗布やシャワーだけでは局部の衛生管理に無理があれば、腰湯などの部分浴併用法で局部だけ新たなEM稀釈湯につかってじっくりとやさしく洗浄してください。EMは必要な場所に移動拡散していきます。

7, 貴方はなぜEM1原液を使用しないで、拡大液を使用するのか。(v1.02)
経済的理由です。様々な用途や実験でEM1使用量が非常に多いので原液では対応できず、すぐに拡大して使用しています。EM原液ではどうであったかをお伝えできないのは残念ですが、情報があれば教えてください。

8, クリーン帯山の50倍拡大液は何と比較して強力なのか。(v1.02)
糖蜜をベースとした、自家製の20倍EM1拡大液と比較してのことです。一般家庭では保温と攪拌を維持し続けるのに骨が折れ、品質にバラツキが多く、安定した拡大は難しいようです。クリーン帯山の拡大液は環境浄化用にEM1,EM2、EM3、EMXを専用拡大器で50倍に拡大してあります。100倍ではないので比較的長期間の保存が可能です。問い合わせはクリーン帯山(096−384−9714)まで。

9, EM以外で無浴法ができないか。(v1.04で訂正)
 実験の結果『創生水』という機能水はEMと同等の効果があるようです。EMを塗布した皮膚の上からアトマイザーで軽く創生水を吹き付けておくと、紫外線防御効果は3倍、無浴効果の持続性も3倍に伸びます。頭皮、頭髪に毎朝吹き付けておきますと洗髪の感覚は大幅に伸びます。皮膚の常在菌を安定化させる効果がEMと同等かそれ以上にあるようです。
他、マイナスイオンを増加させる資材であれば常在菌の活性度を上げることができますので有効かと推測されます。石鹸さえ使わなければいいのですから、塩素抜きの真水やお湯だけでもある程度効果があるのではないかと思います。石鹸を用いないと汚れが落ちない、という思いこみを捨てることが無浴法達成の全てかも知れません。
※ 2012年7月2日 今日まで、製品EM以外で無浴法が可能かどうかを探求してきました。一つの資材を試すのに、1年を基準にしましたので、ご報告できたのは今回の、4種類です。天然EM、フルボ酸、創生水、やや性質は異なるけれども自己尿について取り上げました。この他にもたくさんの資材があるに違いがありません。無浴子のテスト出来たもの、ご縁のあったものはかなりありましたが、残ったのは以上です。抗酸化力が強く、皮膚常在菌を活性化させる資材であれば無浴法は可能と思われるので、上記以外にもかなりあると思います。(v1.30)



10-2.
EM無浴法体験者の報告


このコーナーでは無浴法についてお寄せ頂いた体験、工夫、アドバイス、技術情報、研究結果などを掲載していきます。常時受け付けています。

・ 私はお風呂が好きなので続けていますが、石鹸使用は最小限にして、上がるときにとぎ汁発酵液を全身にスプレーしています。

私も試しました。この方式は少ない量で効果的に塗布できます。タオルを使わないので皮膚への不要な刺激もありません。とぎ汁発酵液が入手しにくい方にお勧めです。
・ 私の体験ですが、米のとぎ汁発酵液を薄めないで、ヘアリキットおよび、ボディーローションのように活用しています。お遊びですが、米のとぎ汁発酵液に少しシナモンの甘い香りをつけて楽しんでいます。

すばらしいアイデアです。私もやってみました。私の作成した原液をスプレーしたところ、少し刺激が強かったので、薄めて使用しました。とぎ汁発酵液は精米の程度その他の条件でかなり濃度に差ができるのかも知れません。
・ 化粧は止められないので、とぎ汁発酵液で毎日顔を洗っています。(V1.21加筆)

是非お続けください。時々経過を教えてください。・・・その後経過は良好で化粧は緻密になった角質層を破壊することはないようです。石鹸で化粧を落とした後、EM塗布を行えば、すぐに健康な肌が顕れます。
・ 無浴法をシャワーとの併用で試みています。同様の効果が確認できます。
私の試みたことのない方法です。たいへん参考になります。有り難うございました。
・   私の母の場合、垢もふき取るつもりで、いきなり稀釈湯で拭き始めましたが、別段問題はなく、2,3週間でタオルも稀釈湯も汚れなくなり、1ヶ月もすると軽く撫でるよう塗るだけでよくなりました。皮膚に異常のない人は、これでいいのではありませんか。
健康な人の一般的なコースだと思います。健康な人ばかりではありませんので人に勧める場合はやはり十分注意を怠らないようにしましょう。また介護などの場合十分納得して頂かないと、お風呂に入れないと言うだけで、『虐待』と思われる恐れがあります。介護に利用される場合は『無浴法』がもっとも被介護者の尊厳を守ることの出来る優れた手法であることを本人にも、家族の方にも理解してもらってからにしてください。乳幼児の場合はその喜ぶ顔を見れば、虐待とは誰も思わないでしょう。
・ EM米糠発酵液を用いて歯を磨く。実行研究中・歯茎の出血歯周病にも好結果が出ています。(V1.031)歯はその後つるつる、ぴかぴかになりました。虫歯もありません。
EM蘇生海塩とEM1を歯ブラシでつけて歯肉を磨く方法がエコピュアに発表されています。(2003年9月号)時々、EMXセラミックスパウダーで磨きますと染み付いた汚れが取れ歯の輝きを増します。米糠だけのボカシで磨く人もいます。ボカシは歯磨き粉のような作用+EMが糖分を食べてくれますので虫歯菌がいなくなります。
甘いものを食べたら、必ず発酵液や稀釈液、あるいは少量のEM1原液を歯に行き渡るように口に含みますとブラッシング無しでもOKです。それでも1日1回はエナメル質を傷つけない程度の柔らかめのブラシで歯と歯茎、歯茎のポケットを磨くのがいいでしょう。V1.21で加筆)
・ 入浴は好きで毎日しますが、体を洗わず 石けんは使いません。 そして 湯上がりに 糖蜜拡大液を髪も含めて全身にスプレーしてます。背中とか胸の下など 始めは洗わないため少し垢が貯まる感じもありましたが、段々それも無くなったようです。
この冬は 周りではみんな風邪を引いているのに、私は引いていません。花粉症も 軽くきてますが、 医者に行くほどにはひどくはないので、 期待を持って様子をみてます。(60歳男性)(V1.04)

・ 美肌効果が顕著なので、原液を稀釈して美肌法として使用しています。(V1.04)
・EM1原液を化粧水として肌に塗布してから出かけます。(EMコミュニケーション掲示板から)(V1.21)
EM1原液なら殺菌力も含めもっとも強力な働きが期待できます。夏の日焼け止め紫外線防止には最高でしょう。肌の弱い人や初めての方は稀釈してからのほうが無難ですが角質層が十分緻密になると無理なくできます。
この濃度で続けますと、皮膚の緻密化は1週間で終了し、同時に角質化したかかとなども柔らかくなると思います。