◎ 熱帯魚用エアーポンプ逆流防止弁を利用
EMの活性液を作っていますと急激な発酵によりガスがタンクを丸くさせて転がってしまいます。転がるのはまだいい方で、これまで破裂させたポリタンクはおびただしく、悩みの種でした。蓋を開けるとビールのように吹き出して、四分の一も流れ出たり、お風呂に沈めておくと朝まるまると太ったポリタンクがぷかぷか浮いていたり、液が流れ出たりして困りました。
それではと思い果実酒用ガラス瓶を沈めておりましたら瓶を破裂させたことがありました。ガラスの破片が浴槽に突き刺さってしばらく使用できませんでした。
それを一挙に解決してくれたのがこの逆流防止弁です。今のところ気密性は完全に保たれ、全く平穏に使用できていますのでみなさまの参考にして頂きたいと思い、公開します。(自家製ビール造に用いる水の入ったガス抜きバルブの応用です。水の入ったフィルムケースを突き刺すと「ぼこぼこ」と音をたてます。水が培養液に入ることはありません。ただ、フィルムケースとの間で水漏れがあり現在は取り外しています。ブシュッという威勢のいい音は、もう聞かれなくなってしまいなんだか寂しいような・・・)
逆流防止弁(シリコン樹脂製弁なのでたぶん水以外にも強い)
製品名 チェックバルブ(シリコン製逆流防止弁) (株)貝沼産業 品番GS−3P
熱帯魚を扱う店で¥250円ほどで購入 (ポンプが止まった時水の逆流を防ぐパーツ)
直径2cm位 高さは3cm 空気チューブを接続するためのジョイント部
それぞれ上下2cmほど
ゴム栓(小・ペットボトルの栓になる直径がよい)
ビデオデッキのゴム足がジャンク箱の中にあったので、これを洗浄して利用しました。
◎ 作り方
ゴム栓にドリルで直径3mmほどの穴を開け、この逆流防止装置を取り付ける。栓の上部5mmくらいはガス漏れを防ぐため出来るだけ狭くする。2mm以下がよい。
◎ 使用法
ペットボトルに直接取り付けることが出来る。
ポリタンクであれば5cmの蓋に正円の孔をあけ、ここに取り付ける。ガス漏れしないようにゴム栓が完全にフィットしなければならない。ゴム栓を使用しないで直接差し込む方法もあると思うが、弁が斜めになりやすく気密性では劣る。
これが難しければ、下の写真のように給水用ノズルの先端に取り付ける。この場合、ガスが抜けないように密閉するために、給水用ノズルとポリタンクの間にパッキンが必要となる。これだとEM培養液が弁から離れているので少々振っても弁より外に漏れることはない。
※ 不都合がありましたらご連絡ください。また工夫しますので。
2005年4月18日 無浴子
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