腐植前駆物質『リードアップ』(主要成分フルボ酸)

フルボ酸(腐植前駆物質)による無浴法の試み

これまで、製品EMや天然EMを用いた無浴法をご紹介いたしました。しかしながら、有用微生物は土には土壌菌として、環境一般には環境常在菌として、皮膚には皮膚常在菌として、あまねく存在しています。天然EMがモミや玄米にひっそりと暮らしていたように、我々の皮膚にも、有用微生物は働いています。その働きをリードして高めることによりを培養塗布しなくても無浴効果を得ることができます。
腐植前駆物質フルボ酸は土壌菌によって作られた、土壌を構成する有機質で、これまで余りの希少さで研究が遅れていました株式会社T&Gの高味社長によって高濃度のフルボ酸前駆物質含有製品の量産に成功、清涼飲料水として商品名リードアップが発売されました。(右写真) 
劇的に腐植を増やす働きがあり、農業では化学物質や肥毒(肥料に含まれる毒素)を解消し、土壌改良剤、肥料を用いない自然栽培への誘導剤として用いられています。
東日本大震災では津波による塩害解消に寄与しました。また半世紀も前から、放射能の中和無毒化作用が知られていて、放射能時代の現在、大変注目されています。

無浴法で腐植前駆物質を塗布する方法

次の3種の方法があります。
1、 リードアップ 1000倍希釈液 を皮膚に塗布する
2、またはリードアップ培養液(土菌ちゃん)希釈液 100倍を皮膚に塗布する。
3、天然EM2Lにリードアップ1ccを添加して発酵させた天然EM100倍希釈液を皮膚に塗布する。
塗布する方法はタオルに含めて体を拭く、溶液を皮膚に刷り込む、スプレーヤーで全身に噴霧する、など均一に全身に塗布できる方法ならどのような方法でも結構です。
あとは本来の働きを皮膚常在菌が達成してくれます。

リードアップ培養液土菌ちゃんによる方法

  リードアップは比較的簡単に約1000倍に拡大培養することができます。リードアップ培養液を『土菌ちゃん』とよびます。

培養条件の良しあしにも影響されますが、成功したものはリードアップの10倍量を使用することにより、リードアップと同様の効果を現わします。

土菌ちゃんを用いますと、コストは劇的に下がります。製品化もされています。(下記の通り)

リードアップを用いない場合の発酵

・土壌菌による有機質の発酵分解 低分子化

・通性嫌気性菌(酸素があっても活動可能)、偏性成嫌気性菌、好気性菌の三種類の土壌菌の共生関係と循環が不安定である。ある時は、乳酸菌が増殖し、ある場合には納豆菌が支配する等・・・

・その結果土壌菌は土壌菌以外の外敵に対し日和見となり、防御することができず雑菌、病原菌などの侵入占拠を許す。

・その結果、必然的に分解される有機質は腐敗と発酵の間を揺れ動く。(ある状態では発酵が成立しやがてバランスを失い腐敗が生じる。)

リードアップを用いた場合の発酵

・土壌生成回路の共生関係の範囲内で、発酵が行われる。

・土壌生成=有機質の重縮合による高分子化に向かう過程の一環としての発酵。

・ここでの発酵は土壌菌の本来の姿である故安定している。

・故に腐植前駆物質を用いた発酵回路では、微生物間の相互作用が安定、活発で、サイクルは長期持続、発現する効果も強力

土壌生成理論についてはこちらの図を参照のこと
(チャレンジ自然農法サイト)


参考情報  

腐植前駆物質リードアップを用いた自然栽培(無肥料農法)を
チャレンジ自然栽培といいます。熊本の元田農園が震源地です。腐植前駆物質、フルボ酸、リードアップ、その体系理論である土壌生成理論については次のサイトをご覧ください。 http://sizensaibai.com/ca/
リードアップの取り扱いは
  元田農園   熊本県菊池市七城町清水  http://myues.com/  

土菌ちゃん製造販売
  協和機材株式会社      「協和の土菌ちゃん」  
  問い合わせ先 0966-24-5117  
  http://www.kyowakizai-kumamoto.com/

リードアップ製造元
  T&G株式会社 http://tandg.org/