創生水無浴法について



2012年7月2日 

 有用微生物の活躍の場を整えることにより、その働きを高める手法がいろいろと考えられます。縁ある資材を片端から試して、どなたにもお勧めできる資材を求めてきました。効果対費用、効果対簡便さを基準に選別していきますと、この創生水が残りました。この他にも、無浴法を実現できる水準の資材が多くあるとは思いますが、ここでは創水をご紹介したいと思います。

(無浴子の疑問に対して、深井氏およびスタッフの皆様には、惜しみなく丁寧にご教示いただきました。この場を借りてお礼も仕上げます。有難うございました。)

 創生水とは

創生水はもともと洗剤に代わる機能として深井利春氏によって開発されたもので、界面活性効果は洗剤をしのぐほどです。創生水をかけると濃厚な油脂であっても簡単に洗い流せます。タンカーからの原油流出事故で大活躍しました。しかも微生物の活動環境を壊すことなく、逆に整えます。石鹸(お風呂の弊害の一つ)が要らなくなる無浴法の目的に合致しています。まるで無浴法のため水のようです。(右写真をクリックすると創生水サイトにジャンプします。写真拝借しました。m(__)m

創生水が、無浴法誘導剤となり得るEM(製品EM、天然EM)やリードアップ(フルボ酸溶液)などの有機物と著しく異なる点は、無機物であること、種も仕掛けもないただの水であることなのですが、水道水から創生水生成器(特許多数)を通して作られたこの水は、驚くべき効果を発揮します。クリーニング業界のみならず、抗酸化力の強い水として健康増進のために多くの方に用いられています。

● 創生水のパワー

たとえば化石燃料と混ぜると、エマルジョン燃料になり、燃料費を40%節約でき、CO2を80%削減、窒素酸化物は90%削減、さらに発熱量が3割増というデータが出ています。燃える水ですね。超低コスト(従来の100分の一)で自らの水素抽出に成功しています。是非下記のサイトをご覧ください。メカニズムはこれからの研究に任せるとして、その効果に注目したいと思います。

放射能災害が発生してからは除染に創生水の働きが注目されています。メカニズムの解明はこれからですが、放射能を無害化できることが数値の減少から推定できます。内部被ばくに関しても同様です。ホールボディカウンターでの測定数値が示されたのはこれが初めてのケースではないでしょうか。(下記サイト参照のこと)

6年前にこのサイトの質疑応答でも扱っていましたように、創生水でも無浴法ができます。EM、天然EM、フルボ酸(リードアップ)等と同じく皮膚の常在微生物の本来の働きをリードしてくれます。2年間にわたり試したのですが、効果は確認できても創生水でなぜそうなるのか、詳しいメカニズムはわかりません。石鹸に勝る洗浄力を持つ水ですから、石鹸が要らなくなるのは当たり前ですが、同時に皮膚の善玉常在菌も元気になるところが、石鹸とは正反対の効果です。

石鹸の場合は、皮膚を守る常在菌とその餌をごっそり洗い流します。

● 創生水の使い方

創生水の無浴法のへの活用法はEMの塗布と同じです。皮膚にまんべんなく専用のガラス製アトマイザーで噴霧し、皮膚に刷り込みます。それだけで同じ効果が発生します。(ガラスの容器でないと創生水が変質します。)

創生水の皮膚への塗布により、EMの場合と同じく、皮膚常在の有用微生物が活性化する、としか言いようがないのです。この場合フルボ酸単独の場合と同じく、EMも天然EMも不要です。たとえば、浄化槽の場合、創生水発生装置を取り付けた家庭では、浄化槽に種菌等何も入れなくても、汚泥がなくなるほど浄化能力が高まるとのこと、抗酸化の場が形成されると、そこに必要な環境常在菌(土壌菌)が増殖します。皮膚で起こった現象と同じく、常在微生物をその場で増殖活性化させるからです。これは田畑に用いれば、土壌菌に対して作用し、創生水農法として成立するでしょう。

このような働きの特殊な水ですから、スキンローションのように、皮膚に刷り込むことを毎日試みると、皮膚はその本来の浄化力、防御力を取り戻し、お風呂不要になるのは当然と言っていいでしょう。

 参考資料

燃える水 深井環境総合研究所 http://www.fukaisouken.jp/index.html

創生水サイト http://www.soseiworld.co.jp/

創生水による福島での除染と福島再生の記録ブログ http://soseiwater.exblog.jp/